「この一歩は小さいが、人類にとって大きな一歩である」
月面着陸に成功したアポロ11号のアームストロング船長の言葉です。
環境に対する個々の取り組みは、上記の言葉がまさに当てはまるのではないでしょうか。
日本中で年間250億膳もの割り箸が消費されているのなら、自ひとりがマイ箸を使っても焼け石に水ではないかという気になりがちです。
しかし、少し前の話ですが「すかいらーく」が一歩を踏み出してくれました。
「すかいらーく」グループは約2500店舗。なんと250億膳の1%の2億5000万膳を使用していたそうです。ゴミの削減量は650トン。
途方もない数字で実感が沸きません。
これは、メジャーな外食産業が目に見える形でエコに踏みだした小さな一歩でした。
「よくやってくれた!」
お客様からは称賛の言葉が多く寄せられ、抵抗感を感じるのではという不安は一掃されたそうです。
元祖「すかいらーく」は営業を停止してしまいましたが、「おはしカフェ・ガスト」としてエコ箸は受け継がれていくようです。
新ブランドの名前に「おはし」と冠せられるところに、エコ箸の評判の良さが伺えます。
ファミレス不況の中、抵抗感を心配しながら導入したエコ箸は、今や環境問題に取り組む企業をアピールする研ぎ澄まされた武器に変わりました。
しかし、これも「その姿勢を支持する!」という消費者の小さな力が集まっての結果です。
大量消費の時代と違い、消費者の目線は、経営者の理念や姿勢までを含めて評価するようになってきているように感じます。
ここで気になったのが「エコ箸」という定義。
「すかいらーく」グループや「松屋」では樹脂製のお箸を使用しているようです。
私が高級店でよく見かけるのが、金属製の箸。洗って再利用できるという点で、既に「エコ箸」なのかもしれませんが、金属製は硬く、食感を損なう気がします。プラスチック製の箸を使っているところもありますが、これもエコと言いながら微妙なイメージが否めません。
そんな中で、見つけたのが再生紙素材のエコ箸です。
まさに、究極のエコ箸 です。